リチウムバッテリー 長寿命に深くかかわる放電深度!!


最近ご質問頂く中で、「充電しないでどのくらいの時間持ちますか?」や「もう少し容量を減らして値段を安く出来ませんか?」とご質問を頂きます。

確かに充電時間もかかりますし、値段だけ見るとリチウムバッテリーは、鉛バッテリーと比較すると何倍もする値段となってしまいます。

しかし、バス釣行に使用するリチウムバッテリーは、充電を疎かにしたり、容量を小さくすると、リチウムバッテリーの特徴でもある長寿命が失われてしまう可能性があるので、弊社ではお勧めしません。

それは、リチウムバッテリーの放電深度(DOD)が関係してきます。

いくつもサイクルを繰り返すリチウムバッテリーでは、サイクル寿命が放電深度(DOD)に強く依存されています。

鉛バッテリーは100%と放電率と50%の放電率のバッテリーがそれぞれ存在した場合、50%の放電率のバッテリーは約3倍も寿命が長いとされています。

 

弊社のバッテリーの説明書には、使用後必ず充電してくださいと記載させて頂いています。

それは、1回使用し2回目も充電しないで使用された場合、おのずと放電深度は深まります。

 

例えば弊社バッテリーSE-12750を使用するとします。このバッテリーは75Ahです。

1回の釣行(バス釣り)でのエレキ使用電流値は、約5Ah〜10Ah程です。

(使用方法・場所・コンディション・使用エレキ等で消費電流は違ってきます。)

例えば、5Ahだとして7時間の釣行をしたとします。消費電流値は35Ahとなります。その放電深度は47%となります。

そこで充電せずに同じような釣行をされれば、放電深度はほぼ100%となり、電池に大きな負荷を与えます。

 

容量が小さいバッテリーも同じことが言えます。

50Ah程で1日の釣行は持つかもしれません。但し毎回の釣行でほぼ放電深度は100%のまま繰り返されることになります。

これは電池にとって大きな負荷がかかり続けてしまうことになってしまいます。

 

上記グラフは、弊社SE12750を発売当時に購入された、お二人のバッテリーを充放電サイクルテスト器で測定したグラフです。

お二人とも24Vでエレキをご使用で、それぞれ一つのバッテリーを測定したものです。

重ねてもうり二つのグラフですが、容量も内部抵抗値等の増加で減っている形跡も無く、至って元気なバッテリーです。

 

これは、必ず使用後には充電を欠かさず使用されていることが見受けられ、聞くとやはりそのようにご使用いただいているようです。

リチウムバッテリーをやさしく使ってあげましょう!長寿命で答えてくれるはずです。